今回の記事は、リスナーさんから質問の多い攻撃と見切り、どちらを優先した方がいいのか?
過去作でもこの内容をお伝えしていますが、改めて説明して行きたいと思います。
動画で確認する
基本的な知識(動画の0:26~)
最初に
まず覚えてほしいのが、モンハンのクエスト(難易度)は上位までが1、G級(前作はIB)という2つに分かれています。
そしてMHRiseは前者になります。
この時のパラメータは一定の攻撃以上にならないようになっています。
それが何かと、いうと攻撃力です。
簡単な仕組み
というわけで、簡単に仕組みから説明して行きます。
例:攻撃能力100でダメージを100与えられる武器がある
会心攻撃は1.25倍になるので125ダメージに。
=25が見切りのダメージ
ダメージが1000与えられる武器の場合、250が見切りのダメージ。
ではこれを攻撃スキルに置き換えて考えてみましょう。
例:攻撃力100でダメージを100与えられる武器がある
攻撃Lv7をつけた場合、攻撃力は120。(1.1倍+10)
=20が攻撃スキルのダメージです。
しかし、見切りLv7の場合、会心率は40%なので、攻撃スキルの場合はさらにその分上げられます。
その辺の話は後述します。
ダメージが1000与えられる武器の場合。1.1倍+11=1110。
つまり110が攻撃のダメージ。
注目してもらいたいのが上昇幅です。
会心のダメージは25から250と10倍に。
攻撃は20から110と5.5倍です。
逆に攻撃力を自由にした場合はこうなります。
見切りは2.5、攻撃能力は11とかなりの差ということが分かります。
しかも会心100%の場合です。
図で表すと画像のようになります。
攻撃力アップは攻撃力が高ければ高いほど効果は薄れ、会心攻撃は逆に効果が高くなっていくというものです。
モンハンの最後は会心ゲーとなるのが、こういうことです。
そして最後というのは、先述したG級のことです。
MHRiseの終盤に作れる武器は、属性や切れ味補正を入れると期待値が大体270ぐらいです。
つまりMHRiseはここに該当します。
これは過去作から共通の内容で、ここまでを理解できていれば、G級や今後の作品で同じ疑問はなくなると思います。
具体的な例(動画の2:31~)
攻撃と見切りによる比較
それでは具体的な例をご紹介します。
会心を0%で攻撃力Lv7にした武器です。
花結は攻撃能力+10です。
この時の激昂斬のダメージをご覧ください。
ダメージは714です。
次に攻撃も会心もない状態です。
ダメージは633。
最後に攻撃なしで会心攻撃発生時です。
ダメージは791でした。
まとめると、このようになります。
攻撃Lv7と同等の見切りLv7は会心率が40%です。
40%というのは100回攻撃した場合、60回が通常のダメージ、40回が会心のダメージということです。
これを割ったものが平均のダメージということになります。
つまり攻撃なし、会心Lv7は平均696ダメージとなります。
このように攻撃力の方が強いということがわかると思います。
ここまで理解した上で、先ほどの図をご覧ください。
過去の作品と同様に、MHRiseも攻撃能力と見切りがバランスの良い境界線にいる状態です。
攻撃力が上がれば、見切りの価値も上がります。
つまり現状、まずは攻撃力を上げ、そこから会心を上げるというのがお勧めです。
ちなみに会心を絶対に100%にしなければいけないということは全くありません。
会心95%で別のスキルにした方が強いということもあります。
さらに会心には1つ欠点があります。
一部の武器の攻撃には会心攻撃が適用されないものがあり、見切り自体が死にスキルになります(属性にも適用されない)
攻撃スキルは死にスキルになりにくいというのも、見切りに比べ優先度が高い理由にもなります。
MHRiseの場合
さて、ここまで攻撃と見切りを説明してきましたが、少し矛盾した説明をします。
実はMHRiseは過去作の攻撃スキルの仕様と違います。
過去作の場合は単純に攻撃能力+◯◯でしたが、MHRiseでは1.1倍+10という補正になっています。
そのため、スキルの攻撃最大と見切りの最大で比べた場合、図のように一定の攻撃力を境目に見切りの優先度が上がりました。
こちらの表をご覧ください。
前作の仕様の場合、攻撃能力235を境目に期待値が逆転しているのが分かると思います。
一方、MHRiseの仕様の場合、この逆転は一生起こりません。
なぜかというと会心40%の期待値は1.1倍です。
(会心80%で1.2倍、会心100%で1.25倍)
つまりスキル攻撃の最後にある+10を一生超えません。
このことからスキル「攻撃」と「見切り」だけの場合、攻撃の優先度が高いということになります。
補足(動画の5:24~)
ここからは補足となります。
攻撃と見切りはダメージを稼げる上で重要な要素であることは間違いありません。
ですが、本当に優先度が高いのでしょうか?
例:貫通弾など1発のダメージが低いけど手数が多い
→装填速度や反動、装填数を増やしたほうが結果的に火力になる
例:火力は高いけど被弾が多い
→攻撃力を落として回避系にすれば、結果的に火力になる
例:攻撃力は高いけど、はじかれて攻撃回数が少ない
→切れ味や心眼の方が火力に
このように攻撃や見切り以外の方が火力になる場合はいくらでもあります。
タイムアタックの方々の場合、これらをしっかり意識した上で構成されており、その方の実力や対象のモンスターによって正解は変わってきます。
つまり何が言いたいかというと…
火力にこだわらず、自分に合ったスキルで遊ぼう。
ただし、効果を発揮しない死にスキル。
例えば弱点がないのに弱点特効などは、他のスキルにしましょう。
まとめ(動画の6:27~)
・スキル「攻撃」と「見切り」を最大につける場合、優先するのは攻撃
→仕様変更になっており、見切りが逆転することはありません
→会心40%=期待値1.1倍、攻撃は1.1倍+10
・会心率100%にこだわる必要はありません
→会心率95%で他のスキルの方が火力が出ることも多い
・武器種によっては改心自体が乗らない攻撃もある
・属性にも会心はのりません
・攻撃スキルは死にスキルになりにくい
・攻撃や見切り以外をつけた方が火力が高くなる場合が結構多い
→匠、心眼、回避性能、回避距離など
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最後まで記事をお読みいただきありがとうございました。
3 comments to this article
Pingback:
攻撃と見切り どちらを優先した方がいいの?意外と知らない過去作からの仕様変更 モンハンライズMHRise | ガルク速報
名無しのガンサー
on 2021年6月1日 at 6:40 PM -
このサイトいい事言ってますね
お疲れ様です
名無し
on 2021年6月2日 at 6:30 PM -
画像が死んでて肝心の図が見れない