今回の記事はリスナーさんより要望が多かった斬れ味【匠】の解説記事です。
斬れ味は簡単に見えますが、考え方は少し複雑です。
これを知っているかどうかでクリアタイムも大きく変わりますので、是非最後までお読みください。
動画で確認する
基本的な知識(動画の0:29~)
まずは基本的な知識として、斬れ味には攻撃力に対して補正がかかります。
例えば攻撃力が190~210の武器があるとします。
その時の斬れ味が緑~色の場合、表のこの部分の値を攻撃力に掛けます。
これらを掛けた値を期待値と言います。
実際にはバフアイテムや会心率などを全て計算したものが期待値ですが、今回は斬れ味だけで考えていきます。
見てもらえれば分かる通り、緑から青は1.14倍、青から白は1.1倍とかなりの倍率です。
逆に斬れ味が落ちた時に火力がかなり落ちるのも分かると思います。
スキルで1.1倍となると攻撃6や龍気活性5と同じです。
見れば分かる通り攻撃力が一番低くても、斬れ味補正により期待値が高いことがわかります。
攻撃力と切れ味の長さの関係(動画の1:22~)
それではこちらをご覧ください。
多少異なりますが、MHRiseのVer3を想定した攻撃力です。
攻撃力は250から最大290。
違うのは斬れ味の長さです。
ではどれが1番強いと思いますか?
…
…
…
答えは一番攻撃力の低い右下です。
(プレイスタイルによりますがそれは後述します)
え?と思った方も多いと思いますがこれが斬れ味の不思議です。
パッと見では左上が強いと感じる方も多いと思います。
実際に修練場では左上が最も強いです。
そして正解と言えば正解です。
斬れ味の仕組みは1回攻撃=1減少。
つまりスキル匠Lv1なら10回分の攻撃に相当します。
特定の武器種の攻撃では斬れ味の消費が半分だったり、倍以上のものも存在します。
4種類の装備の期待値(動画の2:17~)
実際の画像で見ると分かりやすいと思うので、まずは双剣をご覧ください。
斬れ味ゲージの周りの色が現在の斬れ味です。
この場合だと斬れ味は緑ということになります。
ここに匠を1つけて青色を10本分出して、斬れ味が落ちるまで攻撃をしてみます。
36hitで斬れ味が落ちました。
次にガンランスをご覧ください。
6hitで斬れ味が落ちました。
これは竜撃砲の斬れ味消費が8ということになります。
この斬れ味の消費というのを理解していないと、実際には他の装備構成の方が強かったということもあります。
4つの装備の期待値はこのようになります。
この時点で右下と左上の期待値の差は、約50と非常に大きな差となっています。
では斬れ味を10本消費した場合はどうでしょう?
差が一気に縮み、攻撃力270が最も低くなります。
更に斬れ味を落とした場合、期待値は逆転します。
実践では必ず斬れ味は落ちるもので、これを加味したものが実践の期待値になります。
実践での期待値(動画の3:49~)
先ほどは攻撃力250が最も強いと説明しましたが、実際は少し複雑です。
実践での期待値は、モンスターが移動するまでにどれくらい攻撃するかが一番シンプルな考え方です。
これはモンスターハンターの作品によって異なり、あくまで自分の場合ですがMHRiseでは50回位が目安だと思っています(大剣)
それを考慮したのがこの部分です。
自分と同じようにカジュアルで楽しんでいる方なら、モンスターが移動したら研ぐという方が多いと思います。
その場合、各斬れ味の割合がここです。
この場合だと250の方が高いという考え方です。
TAの方のように戦闘中でも斬れ味を意識し、斬れ味が落ちた時にすぐ研ぐ場合には290が最も高いです。
このようにプレイスタイルにより、装備構成で強さが変わるのがモンハンの面白いところです。
斬れ味50の場合、実際にそこまで気にするほどの差ではなく
斬れ味40の場合でも似た感じで差はほとんどありません。
特に斬れ味が緑以下の場合、研げる時に研ぐとタイムがかなり変わるというのを知ってもらえたらありがたいです。
今作では心眼鈍器というあまり研ぐ必要のない構成もあり、安定したダメージを稼ぐ事ができるのも魅力です。
心眼鈍器以外の構成で研ぐのが面倒という方は、攻撃スキルを捨て匠や業物、達人芸運用にした方がタイムが縮むということもあります。
ただしガンランスで砲撃がメインの場合、黄色い場でダメージが同じなので斬れ味がそこまで重要ではありません。
さらにガードエッジにより斬れ味が回復できます。
他にも手数が多い太刀や双剣の場合、実践での斬れ味が60~80本分。
大剣やハンマーなどは40本分位のイメージでもいいと思います。
ちなみに盾やタックルの攻撃は斬れ味の消費がないため、片手剣の場合はプレイスタイルにより大きく異なります。
この辺は実際のプレイ画面で、モンスターが移動した時にどれくらい斬れ味を消費しているかを目安にすると良いと思います。
攻撃でどの位切れ味が落ちるのか?(動画の5:54~)
参考として攻撃回数でどれ位斬れ味ゲージが落ちるのか150回分をご覧下さい。
こんな感じが目安になります。
最近出た武器のハイニンジャソードは斬れ味の良い例です。
斬れ味を伸ばす構成と緑以下で戦う心眼鈍器。
斬れ味を伸ばす構成では緑から青にした場合、補正は1.14倍。
鈍器は1.1倍と、心眼により肉質が硬い部位へは1.3倍。
モンスターの肉質に左右されますが、期待値だけなら斬れ味を伸ばした方が高くなると思います。
しかし実践では達人芸や業物がついていても、攻撃の方法によってはエリア移動までに斬れ味が落ちてしまい差がほとんどなくなります。
逆に斬れ味が維持できれば強くなるということです。
ただし心眼鈍器はどこを殴ってもいいという安心感から、手数が増えて実際にはこちらのほうが強いという方もいると思います。
ある意味万人に対応した武器とも言えます。
まとめ(動画の7:12~)
・斬れ味は緑から青になると補正が一気に大きくなる(1.14倍)
・匠Lv1は斬れ味を10伸ばす効果
・武器の基本的な攻撃一回で消費する斬れ味は1で、匠Lv1=10回分
→武器種によって消費する斬れ味に補正がある(双剣やガンランスなど)
・斬れ味の青や白が10の場合、実践での期待値はかなり低くなる
→プレイスタイルによって大きく異なり、攻撃スキルを捨て匠や業物といった斬れ味系スキルだけの方が強い場合もある。
・今作では心眼鈍器というスタイルもあり、計算上の期待値が低くても実際のプレイでは斬れ味を伸ばした構成より強い場合がある
・タックルや盾など、刀身で攻撃しない場合は斬れ味が落ちない
・大剣やチャージアックスなど、刀身でガードする場合斬れ味が落ちる
・斬れ味を伸ばす構成の場合、緑以下になったら研ぐのがオススメ
・普段からモンスターが移動した時に、どれぐらい斬れ味が落ちているか見ておくと、自分に合った装備構成が出来上がる
以上が斬れ味に関するまとめです。
ここまでの内容を参考に、自分のスタイルにあった装備構成を作ってみてください。
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最後まで記事をお読みいただきありがとうございました。