今回の記事は、Switchの熱に関する注意喚起です。
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保冷剤でSwitchを冷やす
配信や動画のコメントで多い保冷剤はダメですか?
答えから先に言いますが、ダメです。
もちろん氷や水枕もダメです。
1回やって大丈夫だったから…というのは当たり前です。
1回で壊れる方がレアです。
では100回目で壊れた場合、冷やしていて良かった~となるでしょうか?
壊れたという結果はその1回しか来ず、来ては困るのです。
何故ダメなのか解説
結露の実験
ではなぜダメなのか?
それは結露(水分)です。
どの機械にとっても水というのは天敵です。
そのため、内部にゴム製のパッキンというものを用いています。
では簡単に結露の実験をしてみたいと思います。
まずは実験のためにSwitchの内部を乾燥させます。
このときの部屋の温度は27℃、湿度は36%です。
乾燥させたSwitchがこちら。
そして保冷材を用意します。
保冷剤の上にSwitchを載せます。
部屋の温度は27.2℃、湿度が37%です。
保冷剤に近い部分の温度は12℃以下です。
出来上がったものがこちら。
外側を拭き取ってみます。
ご覧のように、外側ではなく、内側に水分があることがわかります。
これが結露です。
Switchを保冷剤などで冷やすと、内部ではこのような現象が起きています。
そして偶然にもその1回では壊れていないだけなのです。
結露が起きる仕組み
こちらの表は結露が起きる仕組みを表す湿り空気線図というものです。
先程の実験では、室温が27℃です。
そして湿度が37%でした。
その線が交わる点が黄色い点の部分です。
この点の左に位置する数字が、結露が起きる温度です。
今回の場合、11℃前後で結露が始まることとなります。
当然、保冷剤はこれ以下の温度ですので、先ほどのように結露が起きたというわけです。
これはSwitchが動いていない場合の話です。
実際に夏場を想定した場合
実際に夏場を想定し、Switchを動かした場合の温度37℃くらい。
湿度は60%前後と仮定します。
(日本の夏の平均は60~70%)
交わる点は黄色い点。この時、結露が始まる温度は約27℃です。
保冷剤を置いた瞬間から結露が始まるレベルです。
以上が保冷剤に対する注意喚起です。
自分は大丈夫だったから、ほかの方にも進めるということはしない。今保冷剤を使っているなら、すぐにやめることをオススメします。
そしてそれらを同時に行えるエアコン。
これらを使用することをオススメします。
こちらの2つの商品も参考にしてみてください。
関連動画として、Switchを放置してお金やカムラポイント・消耗品を稼ぐ方法に関する注意喚起も紹介しています。
最後まで記事をお読み頂きありがとうございました。