今回の記事はリスナーさんから質問の多い、斬れ味に関するスキルの優先順位を説明していきます。
対象となるのは常時発動する業物、会心発生時に発動する達人芸、武器を研いでから効果時間のある剛刃研磨、そしておまけで匠です。
動画で確認する
業物と達人芸(動画の0:35~)
早見表を使った解説
まずは似たスキル、業物と達人芸を比較して説明します。
こちらの表は、斬れ味をどれくらい延ばすかという早見表です。
例えば会心率が100%で達人芸がLv3の場合、斬れ味を5倍と同じ扱いという感じです。
会心率が50%で達人芸がLv2の場合、斬れ味を1.25倍となります。
業物は各Lvに応じ色分けしてあります。
剛刃研磨Lv3は斬れ味を2倍にして背景はピンクです。
達人芸が業物の効果を上回るには、会心率が65%以上で達人芸Lv3の必要があります。
お互いのスキルをLv2で比較した場合も、会心率が65%以上が上回る条件となります。
達人芸がLv2の場合は会心率が100%であっても2倍に届かず、状況によっては何かのスキルを業物にしたほうがいいという場合もありそうです。
他にもオトモの会心効果や環境生物の利用、マルチの狩猟笛の旋律によって扱いが変わってきます。
弱点特効を併用した場合
先程までの表を見ると、会心率が100%の装備の場合、達人芸の方が強く感じるかもしれません。
しかし以前の動画でも紹介しましたが、弱点特効込みで会心率100%の場合、100%になる事はほぼ無いです。
モンスターにもよりますが、プロハンでもない限り弱点特効の効果は半分程度かそれ以下になると思った方がいいです。
そのため、弱点特効込み100%の場合で達人芸が業物を上回り
会心率を上げない素のナルガ武器+弱点特効では業物の方が優先度が高くなる場合があります。
これが達人芸と業物の違いです。
つけるスキルの優先度
ではここからさらに掘り下げて説明をしていきます。
空きスロットが②②②の場合、ここまで説明した会心率によりどちらのスキルをつけるか選べると思います。
では現在白ゲージが+10で③②②と空いている場合、匠をつけるべきなのか?それとも上記の2つのスキルをLv3までつけた方がいいのか?
全て業物にした場合、斬れ味は倍の20本です。
しかし匠を1つ入れ、業物を1つ落とした場合斬れ味は26本になります。
元々の斬れ味が20以上の場合には逆転します。
このように単純にLv3をつけるのではなく、空きスロットに合わせて選ぶのが大事になります。
匠に関してはこちらの記事で詳しく説明していますので、興味のある方はご覧ください。
匠はいくつ付ければいいのか?実は難しい斬れ味の仕組み モンハンライズMHRise
では会心率が65以上あれば何も考えずに達人芸でいいのか?
答えはNOです。
達人芸は会心攻撃が発生したときのみ効果を発揮します。
ガンランスの砲撃など一部の攻撃には会心が乗りません。
そういった攻撃が多い武器種の場合は、達人芸よりも業物の優先度が高くなります。
それでは同じ②スロの剛刃研磨はどうなのか?
次の項で詳しく解説していきます。
剛刃研磨(動画の3:31~)
剛刃研磨が実用的になる武器
武器を研いだ後に発動する剛刃研磨。
実はこのスキル、考え方が結構難しいです。
例えば大剣の場合、攻撃方法にもよりますがモンスターが動かない場合、1分間に攻撃できる回数は約10回です。
もちろんモンスターが動かない状態というのは考えにくく、剛刃研磨Lv3の90秒で匠Lv1分の効果もしくはそれ以下になります。
そのため必然的に手数の多い武器、例えば太刀や片手剣、双剣、操虫棍などが候補になります。
さらにガンランスの場合、砲撃での消費が激しく武器での攻撃も行う場合は他の武器種よりも優先度が高くなります。
攻撃タイプにより消費する斬れ味が違いますが、砲撃と竜杭砲をメインとした場合数回で10本消費します。
フルバーストや竜撃砲を入れるとさらに消費は激しくなります。
片手剣の場合は盾攻撃が主力になっておりこちらも効果が薄くなります。
(盾攻撃は斬れ味消費無し)
そのため実際に使う可能性があるのは、太刀・双剣・ガンランス・操虫棍・スラッシュアックス位だと思います。
剛刃研磨の考え方
では剛刃研磨の考え方を説明していきます。
1つの例としてご覧ください。
まず砥石やキレアジで剛刃研磨を発動させます。
その後、効果時間内で10回以上攻撃が出来るかが1つの判断材料になります。
攻撃できない場合は達人芸や業物が優先になります。
そして維持したい斬れ味の本数により、優先度が大きく変わってきます。
攻撃する回数が多く、更に斬れ味を短い状態で運用した場合、他の火力スキルを盛れるというメリットがあります。
簡単に言うと上手い人向けのスキルということです。
単純に研いだから最大ゲージを維持しやすい、と勘違いしやすいですが、研ぐ前提の場合は他のスキルも最大ゲージなので差はありません。
短時間に攻撃回数が多い方であれば、剛刃研磨をLv2で止めるというのもありだと思います。
まとめ(動画の5:43~)
・斬れ味の長さと会心率により優先度が変わる
・弱点特効の効果を半分+素の会心の合計が65以上なら達人芸優先
→斬れ味が(白)10の場合は武器種とPSにより剛刃研磨が優先
→太刀、双剣、ガンランス、操虫棍、スラッシュアックスなどが該当
→これ以外の武器手では基本的に業物達人芸がオススメ
・斬れ味が(白)10で、操作に慣れてなく③②②スロと空いている場合、業物Lv3よりも匠1+業物2の方が6回分攻撃が多くなる
・斬れ味が30以上の場合、剛刃研磨の選択技はほぼ無くなる
→ガンランスのみ他のスキルと検討する可能性あり
達人芸:弱点特効がしっかり使いこなせて会心が高いなら優先
業物:特に何も考えず快適にプレイしたい場合
剛刃研磨:PSがあるなら優先度が一気に上がる
説明は不要だと思いますが、その斬れ味が長いバルファルクや片手剣のハイニンジャソードなどは、これらが死にスキルになりやすいです。
斬れ味が40を超える場合は砥石高速化で十分という場合も多いので、各々のプレイスタイルに合わせて選んでみてください。
もし判断に迷う場合は、同じモンスターで各スキルを試し、モンスターの移動のタイミングで斬れ味を確認して戦いやすいものを選ぶのがオススメです。
少し特殊な例ですが、闘技場で複数のモンスターを同時に狩猟する場合、フィールドの討伐と違い移動することがないのでスキルの優先度が変わる可能性もあります。
基本的には上記の通りでいいと思います。
以上が斬れ味に関するスキルの説明でした。
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最後まで記事をお読みいただきありがとうございました。