今回の記事はおだんご食事スキル「KO術」の効果を検証していきます。
動画で確認する
初回動画
追加検証
はじめに(初回動画の0:00~)
スキル内容
モンスターを気絶状態にしやすくなるというもので、各Lvに応じ、気絶のしやすさが変わるというものです。
基本発動率
基本の発動率は50%で、竹串使用時はおだんご券を使って下段のみ100%になります。
検証開始(初回動画の0:32~)
スキルなしで検証
まず最初にこちらをご覧ください。
スキルを何もつけていない状態で、徹甲榴弾Lv3を2連続で当てます。
この状態ではからくり蛙はスタンしません。
次にKO術Lv2をつけ、徹甲榴弾Lv2を2発連続で撃ちます。
この条件ではスタンします。
また、徹甲榴弾のスタン値が下方修正されたのも検証済みです。
そしてこちらの表が、徹甲榴弾のスタン値早見表になります。
最初の画像の徹甲榴弾Lv3は50で、2連続で撃ってもスタンしません。
これは減少値というものがあり、状態異常値が蓄積された瞬間から、蓄積の減少が発生するためです。
そして二つ目の画像の徹甲榴弾Lv2はスタン値が52。
これにより、からくり蛙のスタン値が確定します。
ここまでの情報をもとに、食事スキルの倍率を検証していきます。
Lv1
徹甲榴弾Lv2を1発、Lv1を2発撃ってみます。
スタンした結果から、倍率1.01倍を否定しました。
次に徹甲榴弾Lv1を3発撃ってみます。
これ以上は絞れないので、スキルKO術(Lv1)を入れます。
徹甲榴弾Lv2を2発撃ってみます。
結果はスタンしました。
食事とスキルが重複しない場合、徹甲榴弾Lv2のスタン値は48なので、食事スキルとKO術は重複することが確定しました。
この結果から補正が1.06倍以上も確定追加検証にて正しい数値が出ました(後述)
90%以上のハンターが知らない状態異常の仕組み検証・解説 減少値や状態異常にならない特殊状態とは
ここから減少値を考慮して検証していきます。
2秒で蓄積量が1減るという仕組みを過去の検証結果で出しています。
1発目を当てた瞬間に蓄積値が1減り、そこから2秒ごとに1減り続けるというものです。
2秒を空けた時にスタンしない場合、減少値は2なので1.06倍以上であれば51+51-2=100でちょうどスタンです。
しかし結果がスタンしないことから、小数点以下が四捨五入ではない可能性が出てきます(加算でも同じのため)
スキルKO術をLv2と3にした場合もこれ以上は絞りきれないので、とりあえず1.06~1.11倍とします。
Lv2
徹甲榴弾Lv2とLv3を1発ずつ撃ってみます。
スタンしないということで、1.07~1.11倍の範囲ということになります。
次にKO術Lv2をつけ、徹甲榴弾Lv1とLv2を1発ずつ撃ってみます。
スタンしなかったので1.1倍以下が確定しました。
これ以上は絞りきれないので食事Lv3にいきます。
Lv3
まずは食事スキルだけで、徹甲榴弾Lv2とLv3を1発ずつ撃ってみます。
スタンしたので1.12倍以上が確定しました。
減気弾を使った絞り込み(初回動画の4:07~)
絞り込みの方法
食事Lv4も同様の結果になるのが分かり、絞りきれない為ここから別の方法を取り入れてさらに絞り込みます。
その方法が減気弾Lv1です。
減気弾Lv1のスタン値は20で、現在の画面ではKO術Lv1をつけスタン値は24です。
この状態では5発でスタンしていることがわかります。
(24×4発目=96でスタンしない)
そしてKO術Lv2では4発でスタンします。
これらを組み合わせて範囲を狭めていきます。
Lv3を絞り込む
まずはKO術なしで徹甲榴弾Lv3を1発と、減気弾を2発撃ってみます。
1.12倍の場合、スタン値は丁度100なのでスタンせず(減少値)、スタンした場合は1.13倍以上が確定します。
スタンしたので1.13倍以上が確定しました。
ここからは減少値を考慮して絞り込んでいきます。
1.15~1.16倍という結果になりました。
Lv1と2を絞り込む
一旦食事Lv2に戻り、KO術Lv2を付け、減気弾を1発と徹甲榴弾Lv3を1発撃って範囲を狭めてみます。
スタンしなかったので食事Lv2の補正は、1.09倍以下が確定追加検証にて正しい数値が出ました(後述)
次に食事Lv1+KO術Lv1で、減気弾を2発と徹甲榴弾Lv2を1発撃ってみます。
この時、減少値を考慮しています。
1.07倍以上が確定しました。
Lv4
最後に食事Lv4を絞り込んでいきます。
まずはKO術Lv1を付け、徹甲榴弾Lv1を1発、減気弾を2発撃ってみます。
スタンしたので1.19倍以上が確定しました。
それでは減少値を考慮して範囲を狭めます。
画像の条件でもスタンしなかったので1.19〜1.2倍が確定しました。
Lv1と2の追加検証(追加検証動画より)
はじめに
KO術の動画に頂いたコメントで、非常に興味深いものがあったので追加で検証してみました。
初回の検証動画の0:55~3:02の部分(本記事ではこちらの部分からLv1の検証終わりまで)をさらに深掘りしたものとなっています。
今回いただいた情報は大きく分けて2つあります。
一つ目が状態異常の小数点以下がそのまま計算されている可能性
例えば40のスタン値を持っている徹甲榴弾に、1.11倍の補正がかかった時は44.4。
この端数の0.4が四捨五入などされず、そのまま派数をカウントし続けるというものです。
四捨五入した場合44+44=88ですが、四捨五入されない場合は88.8となります。
二つ目が減少値について
鈍器本や過去の検証結果から、状態異常値のの蓄積が行われた瞬間にち蓄積値が1減り、その後2秒ごとに1ずつ減る仕様だと思っていました。
しかし一つ目の情報の、小数点以下もそのまま計算ということで、減少値は0.1秒で0.2減るという可能性が出てきます。
すると前回絞り込んだデータとはズレが生じます。
それが初回動画の1:53~2:17の部分(本記事ではこちらの部分)です。
初回動画では四捨五入されているものとして考え、減少値を考慮して1.05倍が否定と思われました。
初回動画では減少値の間隔を2秒としていましたが、今回の情報を元に絞り込むことが出来ます。
Lv1の追加検証
ちなみに初回動画での検証結果は、Lv1は1.07~1.08倍です。
それでは減少値を0.2秒で0.1減少、スタン値の小数点以下をそのままとした場合のデータをご覧ください。
ここに減少値を当てはめます。
徹甲榴弾Lv2のスタン値40にKO術Lv1の1.2倍で、48x食事スキルの補正です。
48x食事スキル×2発-0.815×2=スタン
48×食事スキル×2発-0.880×2=スタンしない
0.1秒単位にすると上記のようになります。
つまりスタンの範囲は画像の数値のようになります。
こちらの表は徹甲榴弾の小数点以下をそのまま表示したものです。
一発あたりの範囲に該当するのは1.05倍のみで、これが食事Lv1の正しい補正ということになります。
Lv2の追加検証
初回の動画の5:51~6:08の部分(本記事ではこちらの部分)
この二つを足した時に101にも関わらずスタンしないので、1.09倍としていましたが、今回の情報で話は変わります。
上記の画像では、徹甲榴弾の爆発と同時に当てることで減少値の最小と思われる0.1に収めているためです。
(減気弾)20×1.1×1.3+(徹甲榴弾)50×1.1×1.3=100.1
以上の結果から、食事スキルKO術はLv毎に0.05刻みということになります。
情報提供ありがとうございました。
まとめ(初回動画の7:08~)
レベル | スタン値 |
Lv1 | 1.05倍 |
Lv2 | 1.10倍 |
Lv3 | 1.15倍 |
Lv4 | 1.20倍 |
各Lvの補正はスキルKO術と重複します。
Lv1でもそれなりの効果を得られることから、打撃武器の場合は、付ける選択肢は十分にあると思います。
Lv3と4も上昇量としては結構高く、武器種によっては選択肢に入りますが、他の食事スキルとの兼ね合いで考えたほうがいいと思います。
(発動率も良くないので)
以上のことからおすすめする優先Lvはこのようになります。
1>3>4>2
以上が食事スキル砲術の検証でした。