今回の記事は第4弾アップデートで追加された、傀異克服バルファルクのスキル「龍気変換」を検証していきます。
また、疑問・質問にもまとめて回答しています。
動画で確認する
動画①
動画②
動画③
スキルの内容(動画①の0:00~)
疾替えの書【朱】使用中、属性耐性値はすべて0になり属性攻撃値へ変換される。
疾替えの書【蒼】使用中、攻撃を当て続けると属性耐性値が上昇する。
スキル詳細は
Lv1…属性耐性+3
Lv2…属性耐性+5、疾替えの書【蒼】で耐性値がさらに上昇
Lv3…属性耐性+10、疾替えの書【朱】で属性攻撃力が上昇
となっています。
龍気変換Lv3の上昇量(動画①の0:53~)
上昇量の検証
検証に使用するのは最大属性値を持つ大剣の瞬間レイトウ本マグロ。
防具無しの状態で属性値は161です。
バルファルクの各防具の耐性はこのようになっています。
龍気変換を3つ着けた場合、この耐性が3倍になりますがスキルの効果で0になります。
この時、属性値は176となり上昇幅は15です。
現在の耐性は龍気活性Lv3で全耐性に+10、龍耐性Lv3で+20、更に部位ボーナスで全体+1でこのようになっています。
疾替えの書を入れ替えて確認してみると、計算上と同じ耐性になっていることがわかります。
この時、耐性の合計は60で、属性攻撃力が15上がっているということになります。
単純に考えると属性耐性の合計値の25%が、属性攻撃力に変換されると予想されます。
耐性値を変えた場合
開いている部位に耐性のマイナスが大きいものをつけた場合を確認してみます。
この時、属性攻撃を強化するスキルはつけていません。
属性耐性の合計は33です。
属性攻撃力に注目してもらうと、上昇したのは+10です(161→171)
このまま計算すると耐性60の上昇量25%よりも多い30%の上昇となってしまいます。
なぜそうなるのかと言うと、マイナス耐性の部分は計算されておらずプラス耐性の部分のみ計算されているため、プラス耐性の合計42に対して約25%の+10となっています。
それでは龍気活性をつけ、耐性を全てを50にしてみます(部位ボーナスなども消滅)
属性耐性の合計が250の時、属性攻撃力は62上昇しており、上昇量は+耐性合計の25%です。
というわけで龍気変換Lv3の上昇量は25%ということになります。
Lv1と2の上昇量(動画①の3:58~)
Lv1と2の検証
ここまではLv3のスキルにより変換率が上昇とあるため、Lv1と2の上昇量を確認してみます。
まずは龍気変換Lv1で耐性の合計は250です。
この時の属性攻撃力は+37で、約15%の上昇となっています。
次に属性耐性の合計が32です。
この時の属性攻撃力はたったの+4で、12.5%の上昇となっています。
次に属性耐性の合計が18です。
この時の属性攻撃力は+2で、11.1%の上昇となっています。
上昇の幅が小さく、小数点以下を考慮すると、龍気変換Lv1と2は一律の上昇量の可能性が高いです。
※Lv2も結果は同じ
他の武器種での検証
大剣の他に双剣などでも確認をしてみましたが、大剣と同じ結果となりました。
剣士に関しては武器種による差は無いと思われます。
次にガンナーを確認していきます。
龍気変換Lv3、耐性の合計は250、属性攻撃力は50です。
この時の属性攻撃力は+20で、上昇量は8%。
剣士とは明確な差が発生しました。
次に龍気変換Lv1、耐性の合計は250、属性攻撃力は50です。
この時の属性攻撃力は+10で、上昇量は約4%でした。
ガンナーは上昇量が低く、剣士と比べ約1/3程度の補正と思われます。
疾替えの書【蒼】の効果(動画①の6:34~)
効果は攻撃を当て続けると属性耐性値が上昇するというもので、スキルLvに応じ上昇量が変化するようです。
この効果は連撃や剛心に似ています。
こちらは龍気変換Lv3で双剣の場合です。
約40回の攻撃で全ての耐性が+15されています。
その後、攻撃をし続けても結果は同じでした。
この状態は疾替えの書を入れ替えない限り続き、画面のような放置マークが出ても問題なく、被弾はもちろんのこと、目眩など行動不能でも効果は続きます。
属性耐性の上昇量はLv2でも同じく+15、Lv1では+10という結果でした。
この時、効果発動までの手数に変化はありません。
スキルの説明に「攻撃を当て続け」となっていますが、被弾や納刀でも回数のカウントは続きます。
このスキルの「攻撃を当て続け」とは恐らく攻撃の時間で、約10秒で途切れるものと思われます。
必要な攻撃回数は武器種により違い、全てキリのいい値になっていました。
操虫棍はこれまでのスキルと違い、猟虫が与えている全ての攻撃がカウントされません。
ちなみに疾替えの書【蒼】で条件を満たした場合、【朱】にした場合には属性耐性の合計が【蒼】の時の補正です。
例えば現在の画面では属性攻撃力が188ですが、条件を満たしていないときは171です。
龍気変換のスキルの全てをまとめるとこのようになります。
【蒼】と【朱】の切り替えによる補正の維持もあり、なかなか面白いスキルとなっています。
以上がスキル龍気変換の検証でした。
属性弾の補正(動画②の0:00~)
ここからは動画のリスナーさんから寄せられた疑問に答えていきます。
Q.属性弾には補正がかからないでしょうか?
A.答えから言うともちろん補正はかかります。
まずは属性弾の物理部分のダメージ、会心なしの時で62ダメージです。
疾替えの書【蒼】の時のダメージは117、つまり属性部分のダメージは55です。
そして龍気変換で属性耐性を0にした時のダメージは127。
つまり55から65に上昇しています。
この時のプラス側の耐性の合計は125(マイナスは0として扱う)
属性ダメージは10上がっているので8%の上昇となります(10÷125=8%)
ガンナーはLv1と2が4%、Lv3は8%で共通です。
龍気活性との組み合わせ(動画②の1:08~)
Q.龍気活性と組み合わせてウハウハや!って思ったけど、特殊龍属性やられになるから龍属性以外は意味ないって認識で良い?
A.ご質問の認識であっています。
龍気活性のスキルは龍属性以外の効果を失う効果があり、それ以外のダメージは0になります。
現在の画像は龍気活性が発動状態で疾替えの書は【蒼】です。
この時のダメージは物理のみしか発生しておらずダメージは62です。
そして疾替えをして龍気変換を発動してもダメージは同じで、属性ダメージが無い事がわかります。
激昂のスキル効果(動画②の1:46~)
Q.疾替えの書【朱】の時に属性耐性にボーナスのある激昂のスキルは効果がないのでしょうか?
A.スキル激昂は【朱】の時に無条件で全ての耐性に補正がかかります。
激昂Lv2の時、耐性の合計は76です。
まずは疾替えの書【蒼】の状態のダメージで、これは117です。
ここから疾替えの書【朱】にした場合ダメージは130に上昇しています。
このことから激昂のスキルも有効となります。
業鎧【修羅】との併用(動画②の2:15~)
Q.業鎧【修羅】と併用すると、【蒼】のマイナス属性耐性も計算するかな?
A.業鎧【修羅】は【蒼】の時、全ての属性耐性を大幅にマイナスにします。
龍気変換で【蒼】の時はこんな感じです。
この時の耐性の合計は57です。
疾替えの書【蒼】の時のダメージは119です(業鎧【修羅】により属性値上昇)
そして疾替えの書【朱】にした時のダメージは130です。
【蒼】の時耐性が低いにも関わらず【朱】のダメージが大きく、業鎧【修羅】の【蒼】はカウントされないという結果になります。
傀異錬成の安定型で属性耐性を伸ばすメリット(動画②の2:49~)
Q.傀異錬成の安定型で、属性耐性を伸ばすことに火力面でのメリットが生まれるということでしょうか?
A.これは各々のプレイヤースキルによるため回答は難しいですが、攻撃と防御を両立しやすいスキルという感じです。
例えば傀異錬成だけでなく、4スロの各属性耐性や食事スキルの耐性なども火力になる、という感じです。
当然ですが属性武器以外ではメリットが少ないので、武器種を選ぶスキルではあります。
龍気変換、効果の維持(動画③の0:00~)
Q.龍気変換 【蒼】で耐性を上げ→【朱】に変更し火力UP→キャンプ
この場合属性強化はリセットされますか?
こちらの質問に対して検証していこうと思います。
火力UP前のステータスはこんな感じです。
そして条件を満たした時の耐性値は203です。
この状態でキャンプに入ってみます。
結果は維持されます。
ただしバグかもしれませんが、キャンプから出て放置していたら「一回だけ」属性が落ちました。
その後、 同じことを行い15分以上放置してみましたが、 属性が変化することはなかったです。
現状、再現性がなく気にする必要はなさそうですが、今後判明したらコメントに記載します。
ちなみに死亡した場合は効果が消えます。
以上が龍気変換、効果の維持の検証でした。