今回はスキル「鎖刃刺激」の真の検証です。
動画で確認する
鎖刃刺激について
鎖刃刺激はいくつか検証を行い、バグでないと困る状態で公式の回答待ちでした。
しかしモーションに関しては、使用で説明文の「攻撃での」部分が「特定の攻撃で~」の誤りと回答があり、絶望へ。
その後、対応する全てのモーションを確認した動画を作成しましたが、鎖刃刺激の効果をまとめていませんでした。
動画はこちら
そこで、鎖刃刺激がどういう効果なのか、今回の動画でまとめて検証・解説していきます。
鎖刃刺激の発動
まず、鎖刃刺激は各状態異常と同じで、一定確率でエフェクトが発生します。
スキルの説明文にある
①:傷をつけやすくなる
②:蓄積で追加ダメージ
というのは、このエフェクトが発生した時だけの効果です。
エフェクトが発生していない時は、鎖刃刺激のいずれの効果も得られません。
各武器で100回攻撃した時の発生確率は約1/3でした。
そして、エフェクトが発生したダメージを蓄積させると、
②:追加で無属性ダメージが発生します
現在の画面の場合、強烈なエフェクトと共に発生している140ダメージが鎖刃刺激の効果です。
(鎖刃刺激Lv1)
このダメージは補正があり、下位の場合は100、上位が140で、歴戦などの個体による差はありません。
例えば、トレーニングモードで強さを☆7にしても、ダメージは140です。
鎖刃刺激のダメージはLvによって変化。
先ほどのLv1は140でしたが、Lv2では160、Lv3では190。
Lv4は230、Lv5は280です。
このダメージは武器による差はなく、共通です。
また、鎖刃刺激のエフェクトが連続で発生しているシーンも確認できることから、他の状態異常と同じでクールタイムのようなものはないと考えられます。
傷がつかない部分では発生しません。
傷をつけやすくなる
傷がつくダメージ
トレーニングモードの強さを星7にした状態で、鎖刃刺激はつけていません。
この時、白傷が発生するまでは、縦切りとナイフ2回です。
次に攻撃力を少し上げて攻撃した場合、縦切り1回とナイフ1回で白傷がつきます。
ここからさらに火力を上げた場合、縦切り1回で傷がつきます。
火力調整すると208で傷がつくことから、☆7はおそらく205で傷がつくと思われます。
②のダメージを利用して白傷から赤傷までを確認すると、同じダメージです。
(白傷発生の超過分ダメージは持ち越さない)
これらを利用して、鎖刃刺激の各Lvの補正を確認します。
各Lvの補正
まず、鎖刃刺激Lv1でエフェクトが発生した時、195.9ダメージで傷が発生しました。
攻撃力を少し落とし、191.4ダメージの場合には傷が発生しません。
ここから205に届く補正を計算すると、鎖刃刺激Lv1は1.05倍の補正と思われます。
Lv2でも同じように確認すると、187ダメージの時に傷が発生し、185.3ダメージの時に傷が発生しないので、補正は1.1倍と思われます。
同じように残りのLvも確認していきます。
結果をまとめたものがこちらです。
鎖刃刺激の傷の発生の補正は、Lv1から4までは0.05ずつ上昇し、Lv5だけは1.3倍と少し大きくなります。
追撃の発生条件
追撃の有無
鎖刃刺激が1度も発動していない状況で、ダメージと追撃の有無を調べました。
データをまとめたものがこちらです。
追撃ダメージの発生有無は、ここで変わっています。
画面上のダメージで切りが良さそうなのが530以上で、中途半端な値です。
それでは、追撃が発生しなかった520ダメージで鎖刃刺激のLvを1つ上げてみます。
追撃が発生しないことから、蓄積ダメージに関してはゲーム内で表示される値ということになります。
追撃の発生に必要な蓄積量には上昇値が存在し、正確な値は不明ですがかなり上昇していると思います。
肉質を変更して検証
次に、トレーニングモードの肉質を硬いに変更し、柔らかい場合に一撃で追撃が発生する構成をご覧ください。
ダメージが半分にも関わらず、追撃が発生しています。
柔らかい時にギリギリ追撃が発生しない構成では、硬い時も発生しません。
ダメージで追撃の発生に差が見られることから、モーション値の蓄積ではなく、内部的には肉質100の時の値で計算されているのかもしれません。
参考までに、肉質100に変換したダメージ表も載せておきます。
斬れ味を落として検証
一撃で追撃が発生する構成ですが、切れ味を1段階落としてあります。
(後方の肉質20では鎖刃刺激は発動しない)
この状態でダメージは下がっていますが、一撃で追撃が発生します。
同様に、追撃が発生しない構成で確認したところ、これまで同様追撃は発生しません。
ここからは内部データの予想ですが、まず黄色の部分が追撃の発生する境目です。
肉質が80から40に下がってダメージが違うにも関わらず、追撃の有無は同じでした。
そして切れ味に関しても、同様の傾向が見られました。
そこで予想するのが、ダメージの基準が切れ味補正の黄色にあるのではないか。
モンスターハンターの物理ダメージの基準は黄色に設定されています。
ここのダメージを切れ味補正1にすると、このようになります。
偶然かもしれませんが、キリのいい値になっており、これが初回の追撃に必要な内部的な蓄積値ではないかと思われます。
属性ダメージの影響
では、属性ダメージは影響するのか。
ここの同じ装備構成で属性武器にしてみます。
属性ダメージは鎖刃刺激に影響しません。
まとめ
- 傷を発生させやすくなるエフェクトは、全部共通で1/3と思われる。
(状態異常と同じ) - クールタイムはおそらく無し。
- 補正は右上の値を参考にしてください。
- 追撃ダメージ
- 追撃ダメージは物理の合計ダメージ。
(属性ダメージは関係ない) - 内部的に肉質100基準と思われる。
(肉質の影響を受けない蓄積) - 内部的に切れ味補正の影響も受けないと思われる。
(斬れ味補正の黄色基準) - 鎖刃刺激の傷発生の補正は、ここに影響しないと思われる。
- 2回目以降は必要な値が上昇します。
- 蓄積は、鎖刃刺激の小さいエフェクトが発生した時だけ
(傷が発生する部位のみ)
※モンスターの傷が発生するのであれば、肉質や切れ味の影響を受けないと考えればOK。 - 追撃ダメージは上位で歴戦に変わらず共通です。
- 下位はダメージが減少。
(鎖刃刺激Lv1は100ダメージ)
仕様はおそらくこのようになっていると思われます。
各武器種の必要ダメージは今後やるかもしれませんが、今回は見送ります。
(ここまでで検証と編集が20時間超え)
おそらく配信などでやると思いますので、興味がある方は遊びに来てください。
鎖刃刺激の適用モーションは、こちらにまとめてあります。
白熾の奔流・灼熱化・属性変換・鎖刃刺撃・蝕攻の装衣 全武器種適用攻撃モーション検証結果一覧 モンハンワイルズWilds
以上がスキル鎖刃刺激の検証でした。