今回の記事は、ボウガンの初心者に必要な「基本的な知識」と、上級者でも「勘違いしやすい仕組み」をまとめて解説していきます。
動画で確認する
はじめに(動画の0:00~)
まず最初に、ボウガンは簡単という認識は改めた方がいいです。
ボウガンというのは全ての武器の中で、圧倒的に知識が必要な武器です。
ではなぜ簡単に感じてしまうのか?それはYouTubeなどの装備紹介のお陰です。
ボウガンは装備構成が非常に難しく、ある程度完成されたものを見ているためそう感じてしまいます。
ここから基礎的な知識を紹介していきますが、ボウガンの難しさと奥深さを覚えて頂ければ幸いです。
最大の火力は手数(動画の0:51~)
はじめに
こちらの武器は、散弾などで使われるガランゴルムの高火力ライトボウガン。
1発あたりのダメージは41で、ここに攻撃Lv7を付けるとダメージは45に上昇します。
ではここで問題です。
右は先ほどの「攻撃Lv7」で、左は「装填速度」と「反動軽減」を付けただけです。
この装備で20秒間攻撃した場合、ダメージはどちらが多いでしょうか?
またどれくらいの差が出ると思いますか?
こちらが結果です。
いかがでしょうか?
攻撃Lv7に対し、反動装填の方が倍近いダメージが出ています。
なぜこのようなことになるのか?
剣士の場合、集中・高速変形などのスキルを除けば、攻撃の速さを変える事は基本的に出来ません。
その為、攻撃力を上げるというのが基本になります。
ボウガンの場合は「手数」を変えることが出来ます。
先ほどの攻撃Lv7の場合、1ヒットあたりのダメージは4高く、5ヒットなのでスキルを付けていない場合と比べて合計20高い(合計225)です。
一方、反動と装填速度の場合は1発の合計が205ですが、足りない20を手数で簡単に補えてしまうというわけです。
「1発のダメージがいくつ!」みたいなものはボウガンにおいて何の意味もなく、勘違いしやすい要素になります。
ボウガンにおいて最大の火力は手数、ということが分かったと思います。
装填速度の重要性
ここで疑問に感じた方もいると思います。
反動軽減はわかったけど、装填速度はそこまで重要ではないのでは?
それでは装填速度Lv3のみと攻撃Lv7の比較で、合計ダメージに注目してみてください。
装填が行われる度にダメージの差が広がっていきます。
ボウガンにおいては、まずは反動軽減と装填速度が攻撃系最強スキルということを覚えてください。
どれくらい積めば良いのか?
では装填速度と反動軽減をどれくらい積めば良いのか?
これは装飾品の画面でYボタンを押すことで確認が出来ます。
この中でメインで撃つ弾の反動とリロードを、可能な限り小さくするのが大切になります。
今回は散弾Lv3で見ていきましょう。
強化パーツに反動を軽減するサイレンサーが付いた状態で、反動軽減を1入れると大→中に変化しました。
さらにもう1つ入れると中→小に変化しています。
このような感じで、反動もリロードも変化する限り入れれば間違いなく火力につながります。
弾丸節約と装填拡張(動画の4:00~)
装填と反動を改善した後
「じゃあ反動もリロードも全部入れたから後は攻撃だね!」というのは間違いです。
実はボウガンにおいては、攻撃というスキルより優先するスキルが数多く存在します。
それが「弾丸節約」と「装填拡張」の2つです。
弾丸節約は一定の確率で弾を消費しないことで、装填数を実質増やしてくれることになるスキルで、装填拡張は弾の数が確実に増えます(竜撃弾などの一部の弾は除く)
違いとしては実際の弾の持ち込み数に変化があるかどうか。
例えば持ち込み数が100発の弾の場合、装填拡張をつけても100発です(キャンプに行き補充が必要)
一方、弾丸節約の場合は100発の持ち込みを、最大125発分の持ち込みに増加させてくれます。
その為、属性弾のように所持数が少ない弾の場合は、弾丸節約は重要な役割を果たします。
また弾丸節約は弾の種類にかかわらずLv3が必須になりますが、装填拡張は弾の種類により2で済む場合も多いです(属性弾など)
他にもスロットLvの違いも挙げられます。
弾丸節約の効果
一方で弾丸節約は確率だから信用できないという方もいると思います。
それではモンスターの体力を6万として、特定の弾のダメージを1発あたり200だとすると、200ダメージ×300発で倒すことが出来ます。
1発撃って20%で弾丸節約が発動ではなく、300発の中に20%と考えればどうでしょうか?
ボウガンは討伐までに多くの弾を使用するため、最終的には確率に収束していきます。
そして弾丸節約と装填拡張は、先ほどの反動とリロードの恩恵をさらに強いものにするという点です。
恩恵の強さ
これはどういうことかと言うと、討伐までに必要な弾数を300発として考えてみます。
ボウガンには元々の装填数が存在し、必ずリロードが発生します。
映像のように装填数が6発の場合、討伐までに50回の装填が必要になります。
これが装填数7発になればリロード回数が43回になり、7回も少なくなります。
冒頭の反動と装填速度で解説しましたが、ボウガンにとっては手数が増えることが最強スキルです。
では弾丸節約と装填拡張はどちらを優先すればいいのか?
先ほど属性弾の所持数(持ち込み数)について触れました。
さらに重要になるのが元々の装填数です。
装填数1発の場合リロード回数は300回になり、ここに装填拡張をつけた場合、リロード回数は半分の150回になります。
同じように装填数別に見ると、元々の弾の装填数が多ければ装填速度の恩恵が薄くなることが分かると思います。
弾丸節約の場合は元々の装填数が少ないと、リロードにばらつきが発生し損をしやすいです。
装填数が多ければ多いほどいいのか?
もちろん、間違いではないですがさらに踏み込んだ考え方を紹介します。
装填数6発の散弾ライトで、左上の残り弾数に注目してください。
画像では、装填弾数が残っている状態でリロードをしています。
何が言いたいかと言うと、攻撃出来ないタイミングで装填するよねということです。
つまり装填数が無駄になる場面もあるということです。
もちろん、ダウンや拘束中は多いに越したことはありません。
適正な装填数というのは、ソロなのかマルチなのか、モンスターの動きに対して何発撃てるのか?
撃っている弾の種類による適正な距離など、様々な要因を含めないと正解には至りません。
あくまで目安になりますが、画像のような感じの優先度になります。
両方つけるのが好ましいですが、この後紹介する優先スキルによって変わってきます。
スキルの優先順位(動画の8:02~)
次に大切なスキル
ここまでの解説をまとめるとこのようになります。
では弾丸節約や装填拡張の次に大切なスキルは何か?
それが弾強化型(物理弾の場合)・属性攻撃強化(属性弾の場合)・速射強化(速射対応の場合)の3つです。
この中でも弾強化系のスキルは③スロに属し、装填拡張と併用が難しくなっています。
物理弾はもともとの装填数が多く、属性弾が少ないのはこの兼ね合いからだと思われます。
このことから、弾丸節約と装填拡張の優先度は、使う弾によって変化すると覚えておきましょう。
そして上記のスキルは攻撃と防御(被弾を減らしやすい)の両方を兼ねており優先度が高くなります。
その他の優先度が高いスキル
では次に優先度の高いスキルは何か?
それは各々のプレイヤースキルによって変わってきます。
例えばプレイヤースキルに自信があるなら、最高打点の伏魔響命+狂竜症。
そこまで自信がないという方は、弾導強化・回避距離・根性などがオススメになります。
これ以外にも弱点特攻や、基本的に付け得な連撃が入ってきます。
このような感じでボウガンというのは、攻撃の優先度がかなり低くなります。
特にマスタークラスが存在しない段階の上位クラスなどは、スロットの少なさもあり、これらを間違えてつけることも多いです。
ここまでがひとつの区切りになります。
ブレ抑制(動画の9:22~)
ブレ抑制の大切さ
次に特殊なものを解説します。
それが「ブレ抑制」です。
ブレの幅は撃つ弾によって異なり、散弾では気にする必要はないです。
ただし通常弾や貫通弾(属性含む)でブレが大の場合、とんでもない方向に弾が飛んでしまい弱点に当たりません。
最低でも小、出来れば無しに抑える必要があります。
暴れ撃ちとの兼ね合い
なぜ、ブレをこのタイミングで解説したのかと言うと、食事スキル「暴れ撃ち」の関係です。
ボウガンの場合、補正の関係で暴れ撃ちを使う場面が多く、その時の効果にブレが大きくなる効果があります。
その為、食事スキルで暴れ撃ちを発動させるなら、ブレ抑制は意識してつけたいスキルになります。
適正距離と弱特(動画の10:05~)
距離によるダメージ差
次にダメージを増加させる、適正距離(クリティカル距離)と弱点特効の関係を解説していきます。
ターゲットを合わせた時、黄色とオレンジでは物理弾のダメージに1.25倍の差が出ます。
そして属性弾の属性部分に関しては適正距離はなく、どこから撃ってもダメージは同じです(物理のみ減少)
次に貫通弾の26ダメージの数に注目してください。
7ヒット中3回確認出来ます。
次に属性貫通弾です。
4ヒット中2回が61と大きなダメージです。
貫通弾と言っても当たる間隔が違い、からくり蛙の頭の大きさでもヒット数に差が出てきます。
これは横から撃った場合が顕著で、最悪の場合1発しかヒットしません。
貫通弾は長く通すことも大切(正面から尻尾など)ですが、後方から頭を狙える弾でもあります。
例えば、画像のように横から撃った場合、胴体を狙った方がダメージは稼げそうですが、実際には頭(弱点部位)を狙った方がダメージがはるかに大きい場合が多いです。
その為、モンスターにもよりますが、貫通弾でも弱点特攻をつける選択肢は十分にありです。
まとめ(動画の11:20~)
以上のようにボウガンというものは、戦闘前の知識が全武器の中で最も重要になり、簡単という認識は間違っています。
分かりやすいのが闘技大会で、撃つ弾の知識が必要になってきます。
細かい部分を言えば他にいくらでもありますが、最低限これだけ覚えておけば十分です。
見た目のダメージに騙されず、手数が大切ということを覚えておいてください。
また手数が大切ということで、快適系スキル=攻撃スキルになりやすいのもボウガンの特徴です。
例:回避距離UP→モンスターとの距離が取りやすくなる。
以上がボウガンの解説でした。
One comment to this article
ななし
on 2023年1月2日 at 11:52 AM -
このような記事を探していました、わかりやすくまとまっており、本当に勉強になりました、ありがとうございます!